更新日 2017-03-26 (日)
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「浅い眠り」から起こる「累積疲労」


私たち人の睡眠は、一晩の間に、レム睡眠とノンレム睡眠という「浅い眠り」と「深い眠り」を交互に繰り返しています。

一般的に「浅い眠り」と言われるレム睡眠は、身体の疲れを癒し、「深い眠り」と言われるノンレム睡眠が、脳の疲れを癒します。

健康な人の場合、かなり疲れたと感じても、一晩ぐっすり眠れば、概ね疲れは解消します。しかし、不眠症などによって「浅い眠り」が続くと、疲労を回復できず翌日に持ち越し、どんどんと蓄積してしまう「累積疲労」を引き起こしてしまいます。

いくら眠っても疲れがとれない、いくら寝ても寝足りない、という状態が「累積疲労」の初期段階です。

「累積疲労」は、身体の疲労が心の疲労にも移行し、放置すると、パニック障害や、うつ病、過労死にもなる怖い病気。

疲労がたまってくると、血管の9割を占める毛細血管と、リンパ管がつまりやすくなります。また、身体の細胞を修復する成長ホルモンの分泌が減って、死んだままの細胞がたまっていきます。こうして、身体のだるさを感じるようになります。

「深い眠り」は、脳に休息を与えるとともに、身体の疲労回復に必要な成長ホルモンが分泌される大切な時間です。「浅い眠り」だけでは成長ホルモンの分泌が不十分なため、疲労を回復できずに蓄積してしまいます。

ぐっすりと「深い眠り」につき、脳と身体の疲れを十分に癒してあげることで、次の日を万全な状態で迎えることができるのです。


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栃木県栃木市