更新日 2017-03-26 (日)
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理想のベッドの選び方


「ベッド選び」と「他のアイテム選び」との違いは、身体に影響のあるものかそうではないかが一番の違いではないでしょうか?ベッドは、人生の1/3もの時間をともに過ごし、健康を大きく左右するほど大切なもの。

見た目や価格だけで選んではいけないという理由が、そこにあります。

腰痛は、人間が二本足で歩行をするかぎり宿命的であり、全世界のおよそ80%の人が一度は経験すると言われています。

間違ってはいけないのが、楽な寝姿勢が、適正な寝姿勢とは限らないということ。

腰を痛めている人ほど、誤った寝姿勢を好む傾向にあり、一度身につけてしまうと癖となり、その寝姿勢じゃないと眠れなくなってしまったり、適正な寝姿勢を窮屈に感じてしまうため、さらに悪化させてしまいます。

ここでは、あくまでも「健康」と「睡眠の質」を第一に考えた 『ベッドの選び方』 をご案内します。


■ベッドの役割で、最も重要なのが汗の処理(通気性)と安定性



ベッドの役割


人は、真夏でも真冬でも、どんなに暑くても寒くても、一晩で約コップ1杯分(200~300ml)の「汗」をかきます。それは、体温を下げないと「深い眠り」に入ることができないためです。

「汗」をかくことによって体温を下げ、「深い眠り」に入りやすくしているのです。

その汗は、最終的に一番下に敷くマットレスへと溜まります。そのため、ベッドの天板が通気性に優れていないとダニやカビが発生しやすくなってしまいます。

さらに、マットレスに溜まった汗で蒸れてしまうと、身体が冷え血行が悪くなってしまうので、注意が必要です。

なぜなら、腰痛の原因のひとつは、血行障害だからです。

血行が良くなれば鈍くなっていた患部の血液循環も良くなり、痛みが緩和されます。温泉に入ると痛みが緩和されるのは、血行が良くなるからなのです。

また、血行不良に陥りやすいのが、寝返りを妨げられること。

寝返りは、血行促進や、腰の疲労を回復するための重要な動作。この寝返りをスムーズに行うためには、ベッドが揺れないことが重要です。

ベッドが揺れやすいと「寝返り」の度に目が覚めてしまったり、揺れから発生する「不快な音」も、また「深い眠り」を遮る要因となってしまうため、しっかりと安定した作りであることが必要です。


■健康を意識するなら、まず始めに選ぶべきは、ベッドの素材


ベッドに使用されている素材は大きく分けて、天然木材と金属素材に分かれます。

天然木材を使用したベッドは、金属素材を使用したベッドに比べて、睡眠中の筋肉が緩みダランと力の抜けた脊髄や腰を優しくサポートし、安定した寝姿勢を持続することができ、「深い眠り」を遮ってしまう「音」や「揺れ」の心配もありません。

また、海外製のベッドは日本製のベッドに比べて、作りが雑な場合が多く、「揺れ」や「音」が発生したり、すぐに壊れてしまったり、独特の臭いがしたりします。

身体に影響のないものであれば問題はないのですが、健康を大きく左右するものとなると話は別。国ごとに安全基準がまったく異なる海外製のものは、品質面においても少し不安が残ります。

ですので、できるだけ天然木材を使用した日本製のベッドを選びましょう。


■汗の処理(通気性)に乏しいベッドほど、
マットレスや布団に溜まった汗の発散を妨げてしまう


起き上がりが楽になるため、腰痛の方への必需品ともいえるベッドですが、通気性に乏しかったり、揺れやすいベッドは、腰痛の方にはあまり向いていません。

ベッドが汗の処理(通気性)に乏しいと、マットレスや敷きパッド、もしくは、敷きふとんに溜まった汗の発散を妨げてしまい、蒸れによる身体の冷えから血行不良に陥りやすく、ベッドが揺れやすいと、疲労回復に必要な寝返りを妨げてしまうため、ともに腰痛を悪化させてしまう原因になりかねません。

そのため腰痛の方は、できるだけ通気性に優れ、安定性の高いベッドを選びましょう。

ちなみに、足のないベッドは、掃除が楽になるという利点がありますが、マットレスの底が密閉状態となり、汗の発散に必要な空気の通り道が完全に塞がってしまいます。また、天板が通気性に優れているにもかかわらず、収納ボックスなどでベッドの下を塞いでしまうのは、できるだけ避けましょう。


■適正な寝姿勢が、良質な睡眠を生み出します


肩や腰に優しい理想の寝姿勢とは、直立した状態をそのまま横にした状態のことです。

健康な人が直立している時の背骨のS字形の曲がりは、通常4~6cmですが、寝ていて気持ち良いと感じる背骨の曲がりは、2~3cmといわれています。


肩や腰に優しい理想の寝姿勢


仰向けならば、その状態が保てますが、横向きだと片側の肩や腰に過度の負担をかけてしまいます。また、寝床内の保温性は掛けふとんよりも、敷き寝具の力によるところが大きいのですが、横向きだと背中を敷き寝具で温められず、掛けふとんとの間にも大きな隙間が生まれやすく、肩や腰、足が冷えてしまいがち。

逆に、うつ伏せだと首や腰に過度の負担をかけやすいうえに、「寝返り」を妨げてしまうため、首や肩、腰の弱い方は、できるだけ仰向けで眠りにつくようにしましょう。

もし、すでに腰を痛めていて仰向けが辛い場合は、ニールピロー腰痛用の足枕を使用し、横向きから徐々に仰向けへと、寝姿勢を適正な状態に矯正することで、肩や腰への負担がなくなるとともに、深い眠りへ導いてくれます。


■マットレスは、必ずベッドフレームよりも先に選びましょう


ベッドフレームを買った際に、セットでついてくるマットレスで済ませている人がとても多いのですが、セットのものは、できるだけ避けましょう。

なぜなら、ベッドフレームが主役では無いからです。

寝具は、身体に近いものほど重要なため、ベッドフレームも大切ですが、それよりもマットレスのほうが大切なのです。

ですので、必ずマットレスを先に選んでから、それに見合うベッドフレームを選ぶようにしましょう。


■ベッド無しとベッド有りの利点と欠点


【ベッド無し】

▶ 利点
・場所をとらないため、スペースを有効利用できる
・揺れ、落下、転倒の心配がない
・持ち運びやメンテナンスが楽にできる

▶ 欠点
・布団やマットレスをたたんだり、しまわないといけない
・湿気が逃げにくいため、布団を干す頻度が多くなる
・フローリングの場合、カビやすい
・収納場所が必要

【ベッド有り】

▶ 利点
・起き上がりが楽にできる
・布団やマットレスを敷きっぱなしにできる
・湿気が逃げやすいため、布団を干す頻度が少なくてすむ

▶ 欠点
・部屋のスペースをとられてしまう
・振動が伝わりやすく、揺れやすい
・ベッドから落下、転倒の危険性がある
・マットレスの換気や廃棄処分が大変


■ベッドは、重量のあるしっかりとした作りのものを



重量のあるしっかりとした作り


模様替えや引越し、処分時などのことを考えて、折りたたみベッドやキャスター付きベッドなどの簡易ベッドを購入される方が多いですが、メリットの軽さがあだとなり、軽いほど揺れやすかったり、壊れやすいといった大きなデメリットがあります。

できるだけ重量のあるしっかりとした作りのものを選びましょう。重量があっても組み立てタイプであれば、部屋に入らない、重くて移動できないなどのトラブルもなく、楽に移動できます。


■揺れやすいベッドほど「寝返り」を妨げる


「寝返り」は睡眠中、身体の一部に圧迫を感じることで起こります。


寝返り


よく移動中の飛行機や新幹線などで寝てしまい、起きたら身体のあちこちが痛かったりしたことは、ありませんか?

一定時間、同じ体勢のまま「寝返り」ができないと、負荷の大きい首や肩、腰などの血管が圧迫され続け、最終的には血行不良に陥ってしまいます。

起床時に、片頭痛や首痛、肩痛や腰痛、足のしびれなどが起こりやすいのは、そのためです。

「寝返り」によって圧迫部分が開放されると、血液がスムーズに循環し、マッサージに似た作用が働き、昼間の筋肉の疲れをとったり、睡眠中の血行不良を防いでくれます。また、眠っている間は、背骨が縦の重力から開放され、この状態で身体をねじる動きは、日中に生じた全身の歪みを矯正する働きもあります。

「寝返り」は、日々の健康を保つためのとても重要な生理現象なのです。

ベッドが揺れやすいと、この「寝返り」の度に目が覚めてしまうことがあります。

ベッドには、「寝返り」をしても揺れないように、しっかりとした安定性が求められ、スムーズな「寝返り」が、首、肩、腰など全身の疲労を回復させるとともに良質な睡眠へと導いてくれます。

また、二人以上で眠りにつく時、同じ部屋で眠るのは問題ありませんが、血行促進や疲労回復に欠かせない「寝返り」を妨げてしまいますので、ベッドは、必ず1人1組、用意しましょう。


■理想的なベッドの条件


つまり、汗がマットレスや布団に溜まらないように通気性に優れ、重量のある揺れずにしっかりと安定した作りで、スムーズな寝返りがしやすい環境を持続させることができるということが理想的なベッドの条件。

さらに、天板部分がすのこ状になっていると優れた通気性により、睡眠中に身体から自然に排出される汗を速やかに放出し寝床内を安定化。カラッと快適な寝床内を、常時保つことで全身の血行が良くなり、首や肩、腰にも優しく安心です。

折りたたみベッドやキャスター付きベッド、簡易ベッドなどの金属製ベッドを使用していて、腰痛や肩こり、肌荒れやむくみなどで悩んでいるという方はいませんか?

鉄の断熱性は、木材と比べて約350分の1しかありません。

そのため、金属素材を使用したベッドは、身体が冷えやすかったり、硬すぎて必要以上に寝返りを行ったりと、脊髄や腰に負担が集中しやすくなってしまいます。

ですので、ベッドには、断熱性に優れ、柔らかすぎず硬すぎない適度な硬さで、脊髄や腰を優しくサポートし、安定した寝姿勢を持続できる天然木材が最適です。

また、ベッドが通気性に乏しく、汗を発散しきれなかったら、どうなるでしょうか?

・・・その汗はマットレスに溜まり、身体が湿気で不快になり、「浅い眠り」が続いてしまい、疲労を回復できず翌日に持ち越すどころかどんどんと蓄積し、寝起きが悪くなったり、居眠りやダルい一日を過ごすことに。

さらに、発散しきれなかった汗でマットレスが蒸れてしまうと、身体が冷え筋肉の緊張を誘い、血管が圧迫されて血行不良に陥ってしまいます。

この状態が続くと、老廃物や疲労物質(主に乳酸)が蓄積され、肩こりや腰痛、肌荒れやむくみなど、様々な症状を引き起こしてしまう恐れがあります。


やはりベッドは、断熱性に優れ、健康や環境に優しい天然木材が一番です。
特にその中でも、ひときわ通気性に優れているすのこベッドが理想的。



■おすすめのベッド


日本人の体型に合わせてベッドの構造を基本から見直し、薬品を一切使用せずにすべて手作りされた身体にも環境にも優しいデザインベッドです。

桧(ひのき)ベッド桧(ひのき)すのこベッドおすすめのベッド

畳ベッド(おんとこ)畳(たたみ)すのこベッド

胡桃(くるみ)ベッド

唐松ベッド(いぶき)


■おすすめのベッド用マットレス


「畳」の積層構造と高級天然素材を活かし、「快適な寝心地」と「適正な寝姿勢」を追求し、ついにスプリングを超えることに成功した匠のベッドマットレスです。

ラークオール天然ベッドマットレスおすすめのベッド用マットレス


■おすすめの畳、フローリング、ベッド兼用マットレス


血行促進とともに、肩や腰への負担を限りなく減らすため、「蒸れない、落ち込まない、寝返りしやすい」を追求し、ようやく実現できた匠のマットレスです。

六層マットレス(スィスマット)天然マットレスおすすめの畳、フローリング、ベッド兼用マットレス

三層マットレス(ハードマット)


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